幼稚園PTAでもちつきがありました。
大人、76名。
前日準備、20人ほどで、お米洗い。
当日は、7時半から蒸し班の作業スタート。庭にはかまど、4つ。蒸し班のお母さんたちは、33回、お米を蒸しました。何キロだったのか聞くのを忘れましたが、10キロの袋をたくさん運びました。
うすときねは4セット。10人ほどのお父さんたちが、ぺったんぺったんと、汗だくになりながらついてくれます。
園児たちはプロセスをひととおり見学し、順番でひとり3回(年中・年長は5回)、つかせてもらえます。
子どもたちは大興奮。息子は家に帰ってから、白いハンカチをいじりながら「おもちをこねてるの」と言っていたくらい。
おもちの基本的な作り方ですが、
前日:もち米を洗う、水につける、
当日:蒸す。つく。つくときは、最初はきねを入れたままぐりぐりとつぶすようにして、途中から手返しも入れてぺったんぺったんとつく。
つけたおもちは、切りもちにする場合は、わくに入れて平らに伸ばし、スケッパーで切る。すぐ食べる用は、手で小さくちぎって、きな粉、しょうゆをつけてからのりでまぶす、またはしょうゆをつけてから大根おろし(からみもち)。
私は切り班だったので、ずっともちを切ったり、ちぎったり、ひたすらやってました。たち仕事で、寒いのに割烹着でジャンバー無しで、疲れたけど、やっぱりつきたてのおもちは、柔らかくて伸びがあって最高!!!!
おもちつき機械を買おうかなあとか真剣に考えてしまったほどのお味でした。それに、みんなでわいわいと
「ちょっと、それ、大きすぎ!」
「おいしそう、食べたいね」
「おもちを触っているとあったかいけど、おもちがなくなると寒いね」
等々、くだらないことを言いながら作業するのが、とても楽しかったです。
和菓子屋さんのお嫁さんという役員さんは、白の素敵な割烹着。どこで買ったの? と聞いたら、呉服屋さんで売ってるよ、とのこと。ううむ。もちをちぎる手つきもサマになっており、さすがです。
この日来ていたお父さんに、ひとりアメリカ人がいました。年長さんのお父さん。この方、実は、私とアメリカで同じ町に住んでいたので、アメリカにいるときからの知り合いなんです。
彼女の家族はなんと私たちより2年前に帰国して、うちの近所に引っ越して、お嬢さんがうちの息子と同じ幼稚園に通っているんです。
同僚(部下かも?)のインド人の方を見学として引き連れて、手際よくきねでおもちをついていました。おもちつきは大好きで、今年で3年目の連続参加なんだとか。伝統行事だからこそアメリカ人やインド人が興味を持ってくれる。面白いです。おもちと焼き芋、どっちもおいしい! ってふたりとも食べてくれてました。
おみやげに切り餅をもらって帰宅。娘のおやつは、おもちをちょっとだけ焼いて、しょうゆと砂糖とのりで。おいしいー!! と娘も大興奮。
つきたてのおもち、ちょっと時間を長めに焼いたら、すごくやわらかくなりすぎてのびてしまい、収拾がつかなくなりました(爆)。でもつきたてとはいえ、何時間かたっているので、生よりはちょっと焼いたほうがおいしかったみたいです。
おもちがやわらかいうちは、1分か2分ぐらい、短時間で焼くほうがよさそうです。